■ 2008年30号感想 ■

表紙がダブルアーツで、巻頭カラーがトリコ、センターカラーぬらりひょん。
今期新連載をプッシュしまくり! しかしダブルアーツの45ページはムチャさせるよな編集部。

トリコ トロルコングの色合いが予想以上に気持ち悪かった…。
せっかくの巻頭カラーだからカラフルにしたのか? 逆効果じゃないか?

先週のゲロは、トロルコングたちにトリコのことを「下っ端」と思わせる効果。
さらに小松を背負って行動するという大きなハンデを負っての戦闘。
この作品において、トリコは今の所完全無敵の最強キャラなので、
こういう要素でパワーダウンさせなければ連載序盤の雑魚敵とは
バランスが取れないということなんでしょうかね。

虹の実エピソードが終われば、きっとライバルキャラとか巨大な敵ボスとか
トリコとつりあう敵が登場すると思うので、その描写に期待したいです。

今回は、小松が敵のボスを見抜くくだりが良かったです。
観察することで、小松にもちゃんと見所を作ってくれてて嬉しかった。
今後トリコのパートナー的キャラとしてずっと旅に同行するなら、
それなりの長所がないと、解説キャラに成り下がってしまいますもんね。
あとはせっかくのコック設定なんだから、うまそうな料理作って欲しい。
NARUTO ナルト、案外キレなかったなあ…と最初思ったんだけど、
立場とか考慮したらこのくらいの反応が妥当って気もしますね。
今まで感情に任せて動きすぎだったんじゃないかと…。

自来也の残した暗号は、今回のネウロみたいに
読者が推理したら解けるものじゃなさそうです。
多分イチャイチャシリーズの該当ページに秘密が隠されてたりすんじゃないかと。
ONE PIECE おお、何か大きく話が動いた感じ!
最初は軽いエピソードになるのだと思って読んでたので、
ちょっとこの勢いに置いてかれそうです。やばいです。

キッドとローの能力ってなんなんでしょう?
首とんだけど、兵士の人死んでないですよね?空間を操る系なんでしょうか。
なんかよくわからんけど(考察投げちゃったよ!)
能力者三人そろい踏みになる流れがカッコよかったです。
でも、海軍の人たち、すげーノーガードで攻撃にかかってるけど
彼らが「能力者」だってこと知らなかったんですかね?
BLEACH 何故皆さん、藍染の言う事をそこまで信じるのか。
浦原の信じてもらえないっぷりに正直愕然。
隊長格の死神の発言なんだから、頭っからウソと決めてかからず
一応きちんと裏を取ってあげるくらいのことはしたほうがいいのでは…。
それともアレか、100年前の時点で既に四十六室は
藍染の洗脳工作だか何だかの餌食になっていたというのか。
むしろそれなら、今までの少々おバカな死神幹部の行動の数々も納得できるな。
リボーン ヒバリは相変わらず一人で頑張ってたようですね。
さしもの無敵キャラのヒバリさんも、人海戦術には苦戦しているのか…?
スパナ行方不明の報に慌てふためく入江くんは
真のボスというのはどうも付け焼刃っぽさがぬぐえません。
(初登場の印象で、いまだに悪役だと心から思えないんですよね…)

幻騎士、強いなー。
最初は眉と髪型と微妙な服装に「どうしよう…」と思ったものでしたが
言動が強そうなお陰で、段々かっこよく見えてきました。
こんな相手に山本が勝てる気がしない…。
ダブルアーツ 表紙の絵その他を見てて思ったんだけど、もしかして絵柄を変えようとしてる?
よりシャープに、目を大きくしようとしてるように見受けられました。
好みで言うとデビュー当時のやらかい絵が好みなんだけど、
やはりジャンプで闘う上ではちょっと弱いと踏んだのかなあ?
それとも、描いているうちに自然に変化してるだけなのかも知れない。

本編はというと、刺客を思いのほかあっという間に倒してびっくり!
前回のバトルがぐずぐずした感じで引っ張ってしまっていたのに対して、
今回はテンポが良かったですし、
キリとエルーが「戦おう」と決意して、実際に敵を倒すくだりは
前回との比較してしまってる部分もあるのでしょうが、爽快でした。

でも、すごい鳴り物入りで登場したように思われた毒殺アブロが
ゲンコツ一撃でノックアウトっていうのはさすがに勝ちすぎって気も…。
「毒殺」の名前が1コマも役に立ってない!
今回、スイのアクションはほとんど省略されていたのが物足りなかったですし、
この後、敵チームはまだもうひと頑張りするんでしょうか?
銀魂 神楽ちゃん、せっかくの仲間愛あふれる感動のシーンなのに
13歳の女の子があらびきウインナーにそんな漢字をあてたら駄目!
それにしても神楽は神威に会ったら何を言うつもりなんでしょうね。

月詠の言う「心の檻」というのが意味深ですね。
誰の心にも、檻と呼べるものはあるのだろうし。
言ってみれば今までの銀魂の話の多くが、銀さんをカギとして、
様々な人たちの心の檻を開く話であった、とも言えるわけで。

それにしても、序盤でクナイが刺さったとか刺さらなかったとかで
さんざんギャグを見てしまったせいで、
月詠は死にかけてるのか案外平気なのか、わかりかねて困ってます。
ぬらりひょん 結局、牛鬼はリクオのことを案ずる気持ちが高じた挙句、
自分の命を賭けて、彼の力を試そうとしているんでしょうね。
旧鼠も牛鬼の仕業とは…全体の流れが一本に繋がったのはすっきり。

しかし、牛鬼は組の未来を案じているのかと思いきや
「お前も殺して俺も死ぬ!」というのがいまひとつ納得できないなあ。
ここで2人とも死んだら、それこそ妖怪たちの未来はどうなっちゃうの。
この台詞も、リクオを試すためのカマかけなんだろうか。
アイシールド 大和が圧倒的な強さで、
ただ「早い」だけのセナに本物のアイシールドの実力を見せ付けた!
って展開かと思ったら、案外セナが食い下がったので驚きました。
あまりにレベルが違うと感じていた帝黒が、これだけで
「頑張れば勝てるんじゃない?」レベルに見えてくるのは面白いな。

絶対的な評価は作中にほとんど出てきていないから
(帝黒はずっと謎のチームだったし)
作者の掌の上でどうとでも「強さ」コントロールされてるって気もするけどね。
ドラゴンボールとかの「戦闘力数値化」システムって
その点すごくフェアで逃げ場のないシステムだったんだなあと思いました。
To LOVEる 「ま〜た入れ替わりかよ…」って一瞬思ったけど、
よく考えたら、入れ替わりネタってそんなに多くはなかったっけ?
最終的には「何でもいいや、To LOVEるだしね」って感じなんですけどね。

今回は入れ替わりより、お静ちゃんのナース服がメインでしたよね(主観)。
ただ、惜しむらくは髪の毛をアップにしていないこと…。
長髪を下ろしたままでは「看護婦萌え」にはなり得ません。ただの「ごっこ」です。
ぜひとも髪を上げて、清潔感とうなじを見せ付けて欲しかった。
そこんところが非常に惜しかったです。あくまで主観です。
どがしかでん! 先輩、無視されまくり!
カッコよく登場して見得を切って、展開全然関係ねえ!
いいのか、こんな肩透かし展開で…。

そして、普通に考えたら絶対無理そうな条件で勝負を挑む主人公。
負けたら退部だし、勝ったら勝ったで今度は須藤の「強さ」の描写が微妙になり、
主人公の目標的ポジションかと思われた立ち位置が揺らいでしまう。
えーと、これはどう決着を付けたら気持ちよく終われるんだろう?

とにかく、何だか行き当たりばったりで描いてるように見えてしまい、
全体的に先行きが不安な展開です。
勇者学 何か今回は、どこを笑ってあげればいいのかわかんなかった。
何なんだ? 前衛的な実験か何かなの?
槍崎の反応がズレすぎててちょっと不安になる上に、
それを誰一人としてツッコまないから、何か不安で不安で…。
ツッコみ不在のギャグって難しいんだなあ、と思いました。
こち亀 地下ってなんか閉じ込められそうで怖いんですよね…。
だから今回のオチはちょっと怖かった…。

しかし、球体とか光ファイバーとか、説得力がありますね。
この設定で長編描けそうなのにこち亀は贅沢な漫画だなあと思います。
こういう開発って本当に行われてるのかな。
PSYREN 無意識にライズを使って怪我を治したりしてるのか…。
いったんサイが使えるようになったら、こっちの世界ではかなり便利そう。
ライズとは何か、というのがいまひとつピンとこないのですが、
アゲハと朝河ではそこに至るアプローチの方法が違うようだし、
これという定まったイメージがあるのではないのかな。

しかし雨宮は可愛いキャラになったなあ。
あの、ちょこんと立ってるときのメリハリのないナマ足のラインがたまらんです。
バリハケン 団吾くん、絵うまいな!
不良業もオタクライフもこなしつつ、原稿まで描くなんて。
地味にコピー本のタイトルが通し番号「6」な所が偉い!
彼の本気を見たような気がします!

あと、コスプレのミクの袖口とか髪飾りが
現実のレイヤーさんに制作可能な形にカスタマイズされてるのが
何かすごい変な風にリアルだなあと思いました。

そして3年生の悪の巣窟っぷりは「不良」どころの騒ぎではありません。
ちょっとやりすぎなのではありますまいか。
あと、先週出てきた生徒会長はこんな上級生を放置していていいんですか。
団吾くんたちじゃなくて、どう考えても生徒会の出番なんじゃないですか。
もうちょっとSKET DANCEの生徒会を見習うべき。
D.Gray-man 完全なギャグ話だと思ってたら、適合者の血筋の実験体とか
なんだか笑って済ませられない設定が付随してきて不安だぞ…?
中途半端に重い設定を混ぜられたら、
読者としてどう受け取っていいか迷ってしまいます。
しかも、アレンはやられるしリナリーは乗っ取られるしで
これ…収拾付けれるの? どうするつもりなんだろう。
ネウロ 葛西さん、何やってんすか。ヴァイジャヤ見張ってなかったんすか。
「…まさか」じゃないですよ。血族はどれだけ人間を見くびっていたんだ!
とにかく油断に油断を重ねて負けが込んできてる血族、
正直イマイチラスボス組織っぽくないグダグダ状態。
HALやサイに比べると、行動が色々中途半端な感が否めません。

そこに来て今週号の吾代の台詞がまた意味深です。
「そんな奴等…本当に存在すんのかよ?」
弥子が語る「血族」像と、吾代が見たチー坊の姿が
あまりにもかけ離れていたから出た言葉なのかもしれません。

しかし…まさかとは思うんですが、この台詞って、
「血族はシックスの脳内設定でした!」
…というシックスひとりぼっち***患者オチの伏線…
なんてことはないですよね。さすがにここまで引っ張ってソレはないですよね?
お茶会の時にネウロもシックスの異常性を認めてたし、
今までの五本指の能力も十分に超人的なものだったし。

  チー坊は明らかに「血族」というには不完全な精神だったようなので、
  そんな彼を五本指に加えなければならなかった血族って、
  少なくともよほどの人材不足には違いないと思いますが…。

とにかく、吾代の台詞が何かの伏線である可能性は非常に高いと思います。
今の時点ではまだ手掛かりが少なすぎますが、心に留めておこう。

ようやく見つかったおじさんの暗号、
ネウロの「死ぬほど暇なら解読してみるがいい」という台詞は
明らかに読者への挑戦なので、是非ともチャレンジしたい…と思ってたら
自分がまだジャンプを読んでる途中だった月曜日の夜に
すでに「有無」さんが解読を済ませておられたという…。
早ええ! 早すぎて太刀筋が見えねええ!! 脱帽です。

血族のアジトがいよいよ暴かれそうですね。
警察が国家権力を駆使して突入するとなれば、
いよいよ…笛吹たちの活躍(&危機)が近いという事でしょうか。

血族の方も、ついに『魔女』ジェニュインが動き出す模様。
しかし「状況は最悪だ」という葛西の口元笑ってるし!
こりゃもう…葛西裏切り、もしくは葛西真のラスボスフラグ立ちまくり。

…ひょっとすると、吾代の意味深な台詞は、
血族と言う存在は全て葛西が仕掛けた壮大なぺてんだったとか、
そのくらいの大風呂敷があっても構わないんじゃないかとさえ思ったり。
ていうか、もしコレが連載のラストを飾るエピソードなら、
葛西=魔人展開でも構わないんじゃないかと思ってるんだ…。

そんな派手で勝手な想像はともかく、
ラストは久々のネウロによる弥子虐待で心和みました。
魔人が人間界のジムで鍛えて意味あるのか?
(ダンベルとか持ってるけど、あの▽の飾りが1個2トンじゃないですか)
せっかくの夏だし弥子を水着姿にしたいだけじゃないのか?
ネウロにスポーティな格好は似合わないんじゃないのか?
とりあえず息抜き編になりそうなので楽しみです。
サムライうさぎ 嫁姑戦争勃発!
などということはなく、ゆるゆるな感じで新展開。
清木との勝負が一区切りになりそうなものの、1ヵ月後ということで
しばらくはまた、伍助と志乃のほのぼの夫婦生活を見守れるかな。

ところで流人たちの処遇はどうなったんですか? 先週の描写で終わり?
ちょっと待って、それすっごい大事な所だと思うんだけど…。
SKET DANCE あー、このくらいのユルさの話が先週の方が良かったなあ…。
そんないつもの日常でした。先生の薬がご都合主義過ぎて笑った。
とにかく「色んな髪型のボッスン」を堪能できて楽しかったです。
もっとこう、タテロールとか他のジャンプキャラの髪型とか
無駄にグダグダ色々なの見たかったです。
ジャガーさん 今週のは前衛的な面白さを構造的に内包した創作論へのアンチテーゼであり
ギャグ漫画というシステミズムに双方向性を内包した傑作でしたね。

すみません最初の2行は適当です。
めっちゃ面白かったです。うすた先生、アングラ劇好きそうだもんなあ。
難解なものを敢えて鑑賞し、解ろうとする楽しさという
あの独特のサブカル的ミニコミ的快感をよくわかってる〜と思うし、
それを少年誌のギャグ枠に落とし込むことができるのは天才的だと思います。
視点が一般人的ツッコミキャラであるピヨ彦なお陰で、先週みたいな
「真性過ぎて怖ええ!」感も薄らいでたと思います。

…置いてけぼりになった読者も多いと思うんですが、
「これは置いてけぼりになった読者も多そうだ」
 =「そんな今週のジャガーさんが面白い俺ってかっけー!」
という、言ってみれば擬似サブカル的快感を味わうことができるという
ギャグ漫画ミズムに内包されたドラマツルギーに対するアンチテーゼ…

ごめんなさい、ちょっとノリ過ぎました。
その他記事 USJのNARUTOショー
 写真だと「無理があるなー」って感じに見えるけど、
 こういうのってショーの舞台で見ると結構かっこいいんですよね。

目次コメント
 島袋先生:ちょっと笑ったけど、よく考えるとちょっと切ない。
 久保先生:藍染さまファン半端ねえ…!
 村田先生:火事場のクソ力って奴ですね!(やや違う)
 うすた先生:私は最近大型犬ブームです。乗りたいです。
 ジャンプキッズ:Tさん、おもろ〜なギャグをもらえてよかったね!

次回予告
 GAG祭にすごく期待してる! でもトリコってギャグ枠なの?
 あと、大石先生登場にけっこうびっくりした。
 大石先生、ネタ切れでヤケにさえならなければ
 良く練りこんだ実験的ギャグを飛ばしてくる方なので楽しみです。

「ジャンプ感想の部屋」に戻る